田代商店ブログ
●ウエスを作るって大変!(2020/12/2)
久しぶりにウエス製造現場へ潜入!
金属探知機を使ってウエス製品にスナップなどの金属の取り除き忘れがないかチェックしてきました!
昨日私が作業したのは色メリウエス300キロ!
普段従事しているスタッフの向かい側に立って一緒に作業しました。
この作業、ただただ金属探知機にカット済みのウエスを流すだけではありません。
カットが小さすぎるものや大きすぎるものはないか、
汚れた部分を取り除き忘れていないか、
違った素材の混入はないか、
一枚一枚チェックしながら流していきます。
なので意外と時間がかかる作業なのです。
昨日は300キロチェックする間に、2回ほど金属探知機が反応しました。
一回目はコチラ↓
なぜこんなところに安全ピンが?という感じ。
そして二回目はコチラ↓
Tシャツの裾にこんな極小のプレートが・・・。
昔はTシャツといえば金属などはほとんどついてなかったのですが、
デザインが多様化するに従って脇や裾、袖口なんかにリベットやホールがあったり、
プレートが付いているものも見かけるようになってきました。
こんなの↓や
こんなの↓
なのでカットする際にはかなり注意しながらカットしてくれているのですが、どうしても見逃すことがあるんですよね。
あと、最近困るのがコレ↓
Tシャツの肩口にストラップのズレ防止用についている極小スナップ。
生地のしっかりしたボートネックのTシャツなんかについていることがあります。
消費者に選択してもらうための生産者の日々の工夫が、リサイクルの作業を煩雑にしてしまう。
生地の組み合わせもそうです。
凝ったデザインになればなるほど、作る時もリサイクルする時も手間がかかります。
もしかしたら着ている最中も洗濯などの手入れに手間がかかるのかも。
でも、女子の端くれの私でも、手間をかけても着たい服ってあるんですよね~。
なので仕方ない。
皆さんに安心してウエスを使っていただけるように
日々、検品あるのみです!!