●中学生の職場体験（2019/9/10～12）

 

昨年、お知り合いの方から

『中学生の職場体験を引き受けてくれないだろうか』

という話をいただきました。

 
聞けば、予定している3日間の職場体験期間に1日だけ店休日が入って職場体験ができない生徒がいるということで、

急遽その受け皿になってもらえないかというものでした。
弊社は、西部養護学校が近隣にあるということで毎年高校二年生の実習を行っていますし、

過去になりますが高等技術学校の職場実習も受け入れたことがあります。
なので、急なことだけどなんとかなるだろうとお受けしました。
結果、ただひたすら作業をしてもらうという職場体験になったのですが（申し訳ない！）

 

 

で、今年、改めて正式に職場体験を受け入れていただけないかと中学校からご依頼をいただきました！！

なので、昨年のリベンジ！ということで快諾させていただきました。

 

 

実はこの中学校、私の長女が通っている学校でして。
しかも、職場体験を行うのは中学二年生、長女の学年です！

 
なので長女に　『職場体験、母さんとこおいでよ。』　と言うと
速攻で　『絶ッッ対イヤッ！』　と（涙）
『なんでよぉ～。おいでよぉ～。』　としつこく誘ったのですが、
最終的に　『母さんが太いからイヤ。』　と訳の分からない（いや、むしろ明確な？）理由で拒否られました（涙）
理由そこなの？

 

 

ということで、今年の職場体験は4名の男子生徒が来ることに・・・。

 

 

事前に担当の先生と打ち合わせをして、
作業内容や時間、準備物の確認を行い実習を受ける生徒さんの情報をお預かりしました。
うん、4人中3人が長女と同じ小学校の子。
こりゃ、旧姓で名乗っても素性がバレるな。

 

 

今年の職場体験は3日間丸々あるので、いろんな部署のいろんな仕事を体験してもらう予定です。

 

 

1日目は朝の1時間、オリエンテーリングと称して、
昨年取材していただいた地元の企業を取り上げる15分ほどの番組（ルック）や
工場見学の際のパワポ資料を使って、弊社の仕事や取り組みについての説明をしました。
朝イチで緊張してるから大丈夫かな？と思ったんですが、

クーラーの効いた室内にやっぱり少し眠そうにしながら（笑）、

それでもしっかりとメモを取りながら聞いてくれました。

 

 

その後、10時からは2人ずつに分かれて実際の作業を体験しました。

 

 

職場体験の内容は以下の通り。
①選別部でベルコンで衣類を分ける仕事とカゴを配達する仕事
②ウエス部ではウエスを検針機にかける仕事やウエスを梱包する仕事
③製品部で札をのける仕事

 

これらの仕事を
1日目は、A班が①、B班が③の仕事
2日目は、A班が②、B班が①の仕事
3日目は、A班が③、B班が②の仕事
というふうにグルグル回って体験しました。

 

 

エアコンの効いた室内での作業もあれば、屋外での作業もあります。
機械を使って繰り返し行う作業もあれば、自分で考えて気付いて動かないといけない作業もあります。
わからないことはスタッフに聞きながら、自分なりに考えて、覚えて行動しなければなりません。
中2男子にはハードルが高いか？とも思いながら、何事も経験、いろんなことを体験させて欲しいと現場スタッフにお願いしてやってもらいました。

 

 

すると難しいかな？と思う作業でも意外とすんなりできたり、
自分からスタッフに声をかけてどうしたらいいかを質問できていたり、
積極的に『やってみたい！』と声が上がったり、
意外とと言っては失礼かもですが、しっかり体験できていました。

 

 

よかった！
どうかな？
将来の参考になったのかな？

 

 

ちなみに体験後どこの仕事が楽しかったか聞いたら、①が1人、②が2人、③が1人とバラバラでした。

 

 
私が中学生の頃は、将来何になりたいかなんてまだ定まっていなくて。
自分に何が向いているのか、自分に何が出来るのかも分からない。
夢を追いかけるほどの情熱もないけど、流されるままで良いとも思っていない。
なんでもできるような気もしたし、何もできないような気もした。
そんな微妙な年頃でした。

 

 

彼達が今回の職場体験で何かを得たのかどうかはわかりませんが、
心に残る何かがあったならいいなぁと思います。

 

 

3日間、お疲れ様でした！

 

協力してくれたスタッフのみんな、ありがとう！！