田代商店ブログ
●マイクロビーズとの戦い～衣類資源には出さないで！～(2021/5/26)
皆さん誰でもひとつくらいは買ったことがあると思います。
ビーズクッション。
私が初めて買ったのは、もう20年以上前・・・。
初めて手にした時は『なんだこれわ！気持ちよすぎる！！』と思ったものです。
そして技術がどんどん進化しマイクロビーズが売りに出された時には
売り物にもかかわらず握りしめて頬ずりしてを何度も繰り返し、
最終的には買ってしまうという・・・。
この触感サイコー！の虜になったのは私だけではないはず(⁎˃ᴗ˂⁎)！！
そして今、人間をダメにするという噂のヨギ○ーに代表されるように
身体全体を預けられるような大型なものもたくさん販売されていますよね。
ボスッとハマると身体にぴったりフィットして気持ちいいのなんのって！！
もうそのままそこで寝ちゃいますよね～。
でも、コレ、初めのうちはいいんですが、
長年使い続けていくとビーズがつぶれてしぼんだり、外側の布が汚れてしまったりします。
洗濯するわけにもいかないし、干したところでふんわりならないし。
アレコレやってみたけど購入当時のようには戻らないんですよ。
となると処分するしかないのか・・・ってなるんですが。
ここで問題が！！
みなさん、ビーズクッションを処分する時、どうしてますか？
まさかそのまま燃えるゴミにポイッ！なんてしてないですよね！？
まさかまさか、衣類資源に一緒に入れちゃったりなんかしてないですよね！？
これ、絶対にしたらダメなやつですぅ～(ʘ言ʘ╬)！！
ご存知の通り、このビーズクッション、破裂するとサイアクなんです・・・。
みなさんも一度は経験あるんじゃないですか？
縫い目がほつれて中のビーズが出てきちゃって・・・。
掃えどもはらえどもくっついて離れない。
手に、服に、床に、ソファーに・・・白くてまるくてちっちゃなアイツが、ボボボボボッと！
掃除機で吸っちゃえ！と吸わせたこともありますが、袋の無いタイプの掃除機だと壊れることもあるそうなので絶対にしちゃダメ。
最終的にはコロコロでくっつけて取るしかない・・・（コロコロ万歳！！）
つまり、ビーズクッションの表面の皮が破れるとサイアクだと。
ついこの間、某バラエティでビーズクッションを洗濯して起きた悲劇が放送されていましたが、
洗濯機の中でビーズクッションが裂けちゃって、一面真っ白のフワフワ・・・。
むしろこっちが真っ白に燃え尽きるよね。
子供が小さい時に誤ってオムツを洗濯機で洗ったことがありますが、あれの比じゃなかった。
オソロシスギル光景でした。
私なら洗濯機ごと諦めたかもしれない・・・。
まぁ、この話は置いておいて。
とにかく！ ビーズクッションが破れると大変なことになるんです！
これは処分する時も一緒！
絶対に、軽い気持ちでテキトーに処分しないでください！
実は市町村によっては『ビーズクッションの捨て方』をわざわざ書いてあるところもあるそうです。
また、知り合いの燃えるゴミの回収業者に尋ねたところ、
『ビーズクッションは燃えるごみ用の袋に入れて口をしっかりしばって、
表面にビーズクッションが入っているとわかるように表記して、
他の燃えるゴミとは一緒にしないで横に置いておいてくれると助かります。』
とのことでした。
ゴミ収集車に入れちゃうと圧縮する時にクッションが裂けて辺り一面ビーズだらけになって大変だったそうです。
あぁ、想像するのも悲しい。
そして、ここからが一番大事！！！
ビーズクッションは衣類資源ではありません！！
絶対に！絶っ対に衣類資源と一緒に出さないでください。
ほんっとお願い！
大変なのぉ！！！ｱﾜﾜ ヽ(´Д｀;≡;´Д｀)丿 ｱﾜﾜ
これはビーズクッションが衣類に混ざっていた最悪の地獄絵図。
見てください。
辺り一面に白くてまるくてちっちゃなアイツが！！
衣類を集めてくれてる人もかなり気を付けてくれてるんですが、
たま～に紛れ込んでることがあるんですよね。
で、気付かずに裂けてしまうとこんなことになる・・・。
これね、どうやっても取れないの。
工場中に漂うの。
スタッフもみんなビーズだらけにっちゃうの。
そして、1週間くらいはフヨフヨフヨフヨそこかしこから出てくるの。
白くてまるくてちっちゃなアイツが。
リサイクルできるはずの衣類も、
この白くてまるくてちっちゃいアイツのせいで
リサイクルできなくなってしまうんです。
だからお願いです！
ビーズクッションは絶対に衣類資源に入れないでください！！
袋に入れて、口をしっかりしばって、表面に『ビーズクッション在中』と書いて、燃えるゴミに出す！
これテッパンです！！
気持ちよ～く使った後は、最後まで気持ちよ～く処分しましょう！