●工場見学　倉敷市Ｍ町Ｓ地区　（2017/10/31）

倉敷市Ｍ町Ｓ地区の環境衛生協議会の方が工場見学においでました。
倉敷市は環境活動に積極的に取り組んでいる地域で今までにもいろんな団体が工場見学においでたことがありますが、今回のＳ地区の皆さんは初めて見学に来られた方ばかりで衣類のリサイクルのことを聞くのも初めてという方がほとんどでした。

弊社に工場見学においでた皆さんは一様に衣類資源の保管倉庫を見て『おおっ！』と声を上げられます。今日も然り。
高く積み上げられた衣類の山に『こんなに・・・』と声を失い見上げる姿が見受けられました。
回収段階で水に濡れたり汚れたりすることが衣類のリサイクルの妨げとなることをお伝えすると、『自分たちは資源回収に出せばそれでいいと思っていた。でもこれを見ると濡れてしまうことが良くないことだとわかる。回収の日が雨の時は出すのを控えようと思う。』と言って頂け、とても嬉しかったです。

リサイクルウエスの製造現場をご覧になった60代の男性の方は、『現役時代にリサイクルウエスを使っていたことがある。何も考えず当たり前に使っていたけど、こんなに手間暇かけて作っていたとは知らなかった。』とおっしゃってました。
皆さんとても興味深く見学していただき、どうやって綿の素材を見分けるのか？、どうして色別に製品を作るのか？、いろんなサイズがあるのはどうしてか？などたくさんの質問をいただきました。

衣類のリサイクルは実際に衣類がのどようにリサイクルされているのかをご存知ない方が多く、とりあえずいらなくなった衣類を資源回収に出せばそれでいいと思われがちです。でも弊社で衣類リサイクルの現場をご覧になり衣類のリサイクルについて知って頂くと『衣類をちゃんとリサイクルするために自分たちができることは何か』を考えていただけるようになります。
今日見学においでたＳ地区の方も『地元に戻って地域の方に伝えて、もっと衣類がきちんとリサイクルできるようにしたいと思う。』と言っていただけました。

もっともっとたくさんの方に衣類のリサイクルに関心を持って取り組んでいただけるようになりたいです。