田代商店ブログ

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●工場見学 香川県M市環境学習講座 (2017/11/16)

県主催の環境学習講座を受講されている26名が工場見学来られました。
この講座は地球温暖化や大気汚染、近年の異常気象などさまざまな環境問題を、まずは身近なことから学び考えることを目的としたものです。
今回は講座の2回目の講義の一環として見学においでました。
皆さん衣類のリサイクル工場をご覧になるのは初めての方ばかりで、リサイクルのほぼ全行程を人の手で行うことに驚いていらっしゃいました。
家庭から出る衣類はサイズも素材もデザインも様々ですので、その仕分けを機械に頼ることは出来ません。
一枚一枚を見て触って確認して、どの方法でリサイクルするのが一番適しているかを判断します。
3Rという言葉をご存知でしょうか?
Reduce(リデュース)使用済みになったものが、なるべくごみとして廃棄されることが少なくなるように、ものを製造・加工・販売すること
Reuse(リユース)使用済みになっても、その中でもう一度使えるものはごみとして廃棄しないで再使用すること
Recycle(リサイクル )再使用ができずにまたは再使用された後に廃棄されたものでも、再生資源として再生利用すること
このReduce(リデュース)・Reuse(リユース)・Recycle(リサイクル )の頭文字を取って3Rと言います。
この3Rは順序があり、上記の並び通りReduce(リデュース)・Reuse(リユース)・Recycle(リサイクル )の順に行っていくのが良いとされています。
これは弊社でも同じで、もう一度服として使用できるものは服として使用(リユース)し、服としての使用が難しいものは素材を利用する原料(リサイクル)とします。
正しい3Rを行うためには人の目と手で一枚一枚衣類を見極めることが欠かせないことなのです。
また、もう一度使う、素材を利用する、ということを説明させていただくと、
『汚れんように袋に入れないかんなぁ。』『濡れたらいかんから雨の日は出さんようにせないかんなぁ。』
という言葉が参加者から自然と出てきます。
衣類のリサイクルを知って頂くことの大切さをまたまた痛感する一日でした。
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