田代商店ブログ

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●香川県西部養護学校高等部 現場実習(2018/11/6)

今年も近所にある香川県西部養護学校高等部二年生の現場実習をしました。
今年は10月23日~11月6日までの12日間で、男女各1名、合計2名の生徒さんです。
今回してもらう作業内容は値札切り。
入荷した服に付いている値札のタグピンを専用カッターでカットして取り除く作業です。
単純なようで、ちょっとコツがいる作業、タグピンをカットした際に服に残らないようにうまく取り除くのがカギです。
立ったままの作業になるし、同じ作業の繰り返しだからどうかなーと思いましたが、2人とも集中して取り組んでいます。
女子生徒さんの方は一日の目標数字を決めて達成できるように頑張りました!
見てると2人とも手際も良く順調に作業に当たれていました。
ちょっと人見知りをしてしまうらしく、話しかけると少し恥ずかしそうにしながら答えてくれます。
修学旅行に行ったことや部活を頑張っていることも少しだけ話してくれました。
人や場所に慣れるのに時間はかかりそうですが、笑顔も見えるし、社会に出ても頑張れるんじゃないかなと思います。

 

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今は障害者雇用促進法の雇用義務制度があるので多くの企業で障がい者の受け入れを行っています。
弊社でも何人かの障がいのある社員が頑張って働いてくれています。
障がいを一つの個性と捉えて・・・という話は良く聞きますが、
障がいのある人と一緒に働くのは正直それだけでは難しいものがあって・・・。
一緒に働く同僚や上司が、その人の持つ障がいを理解し、受け入れ、
どうすれば内容を理解できるか、どうやったらやり易くなるか、一緒になって考え取り組むことが必要になります。

 

正直、今の弊社にそれが完璧にできているのかと問われれば自信を持ってイエスとは言えませんが、
受け入れる側のスタッフはもちろん、障がいのある本人も一緒にそうなるための努力を日々重ねてくれていて、

毎日少しずつですがお互い理解しあえていっているのではないかと思います。

 

今回実習に来た2人が将来社会に出て働くとき、一緒になって悩み考えてくれる同僚に恵まれたらいいなと思います。