●濡れは厳禁！！（2021/6/23）

梅雨ですね。
今年は例年より早い梅雨入りに、一体どうなる事やらと思ったのですが、
意外と晴れ間が続いて、嬉しい日々です。

 

 

いや、農作物的にも香川県という居住環境的にも雨は降ってもらわないと困るんだけれども！
衣類リサイクルに従事する身としては、正直、雨は降ってほしくないのです。

 

 

ここでなぜ？と思う人は、勉強不足ですよ！
よぉ～っく聞いてくださいね！

 

 

衣類資源は雨に濡れると資源として使うことが難しくなるから！なのです！

 

 

衣類資源はそのままその素材を利用してリサイクルを行います。
つまり、服や布としてリサイクルを行うんですね。

 

 

なので、濡れてしまって、匂いやカビが発生するとだめなんです。
もうゴミとして処分するしかなくなります。

 

 

だから本当は雨の日の回収は延期してほしいのです。
実際、『雨の日は回収しません』としてくれている自治体もあります。
が、ほとんどの自治体は『濡れないように気を付けて』回収するのです。

 

 

でもね、濡れるんですよ。
やっぱり。

 

 

持ってきた人の車から回収場所までの間、
回収場所から回収車までの間、
回収場所に屋根があっても、吹きなぶりの雨に濡れたりもする。

 

 

少しくらい大丈夫じゃん、ってみんな思っちゃう。
でも、少しでもダメなのです。

 

 

雨の日の洗濯物の生乾き臭、イヤですよね～。
あれって濡れることによって菌が繁殖しているんですって。
で、その菌がイヤ～な匂いを放出している。

 

 

濡れたままの衣類、放置してるとカビてきますよね。
それはたくさん濡れたからとか少しなら大丈夫とかではなくて。
乾くまでに時間がかかれば一緒なんです。

 

 

雨の日の湿度の高い環境で、少し濡れただけだからすぐ乾くかって言ったら、
乾かないですよね～。

 

 

だから！
絶対に濡らさないためには、雨の日には出さない！
これが鉄則！

 

 

衣類は晴れた天気の日に排出してくださいね！
私たちからのお願いです。

 

 

ちなみに、これ↓が濡れたまま放置されてカビてしまった衣類。
見た目もニオイも最悪です・・・（T△T）