田代商店ブログ

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●トイレについて思うこと(2023/6/2)

突然なんだなんだ?のお話ですが。
歌舞伎町タワーがオープンしてジェンダーレストイレの件がかなり話題になりましたね。
(※この原稿を書いたのは4月だったのでちょっと話題が古いですが・・・。)
いろんな記事を読むと運営側の意見も利用者の意見もなるほどなるほどと言った感じ。
関連記事で渋谷にできた公共のトイレに女性専用トイレがないというのもありましたが、女性として正直『それはないな・・・』と感じざるを得ません。

 

 

私が住む香川県ではほとんどのコンビニでトイレを利用することができます。
ほとんどのコンビニで男女共用と女性用の2個室用意されていることが多いのですが、女性用が空いてなくて男女共用が空いていても急いでない場合は女性用が空くのを待ってしまいます。
どうしても男性が使った後のトイレを使用するのには抵抗があるんですよね。
便座には絶対に座れない・・・。(個人的意見です、すみません。)

 

 

友人の家でトイレを借りる時でさえ『旦那さんも座る便座・・・』と思うと座りにくいですもの。
全く知らない男性が座った便座には座りたくありません。
じゃあホテルの個室のトイレはどうするの?って話ですが、それはプロの方がきちんと清掃してくれていると信じて座ります。
勝手ですね(笑)

 

 

でも、こう感じる女性は私だけではないはず・・・。

 

 

ジェンダーレストイレが普及するのはとても良いことだとは思います。
でも、ジェンダーレストイレをたくさん用意して男性用・女性用トイレをなくするのはちょっと問題ですよね。
また、同じ空間の中に全てのトイレの個室を配置するのもやはり防犯上問題があると思います。

 
狭い日本で限りがあるのはわかるけれど、男性用・女性用・ジェンダーレス用、それぞれ入り口から分けて設置してもらえるのが一番良いと思います。
でもジェンダーにも男性が女性の場合と、女性が男性の場合があることをと考えると、心が女性の場合は私と同じように感じるんじゃないかと思えば、4つ必要なのかな?
その上に身障者用のトイレも必要だし?
うーん・・・トイレがどんどん広くなる・・・。

 

 

そういえば前にネットで日本ほどトイレにこだわる民族はいないという記事を読みました。
トイレを『安らぎの空間』として認識し、いかにトイレで快適に過ごすかを追求している。
便座を温め、音姫で音を消し、ウォシュレットも水圧や水温、範囲など細かく設定が可能、トイレ内のどこにも触れることなくフタを上げて水を流し、トイレットペーパーもいくつも置いてある。
どうして日本人はそこまで快適なトイレに拘るのかと。

 

 

私が思うに、日本人は他人の目を意識する人が多いのではないかと思います。
個性を追求する人よりも人と同じであることに安心感を覚える人の方が多いこともあって、他人の目を常に意識しているところがあるように思います。
こうあるべき、こうするべき、そんな思いが少なからず働いていて、他人の目の届かない個室に癒しを求めるんじゃないのかなぁと。
個室に入ってフッと息を抜くときくらいはストレスがない状態でいたいと思うみたいな。
でも、そうは言いつつ、音姫を使うあたり人目を気にしていると言えますが(笑)

 

 

だからこのジェンダーレストイレの件も大きな話題として取り上げられるのかなと思います。
何が正解なのかは私ごときではわかりませんが、みんなが納得できるような形になっていけばいいなぁとただただ思います。

 

 

 

 
そして余談ですが、こちらは先日訪問した道の駅くるくるなるとのトイレの掲示物。

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・友だちの家でも、おなじようにトイレを使いますか?
・無人島より、ひとりになれる。
・使いすぎた紙は流せても、罪の意識は水に流せない。
・初デート中のトイレが汚れていたら、思い出もちょっと汚れる。
・シャワートイレより、クリーントイレで外国人を感動させよう。
・いつもキレイに使っていただきありがとうございます。
・トイレは借りるもの。借りたものを汚して返したら嫌われる。
・快便は、快適な場所から生まれる。
・たった一度のつきあいを、たいせつにしたい。

 

 

トイレをきれいに使ってもらうための掲示って色々ありますが、私に一番響いたのはこの言葉でした。

 

 

・トイレは借りるもの。借りたものを汚して返したら嫌われる。

 

 

今の日本ではコンビニに行けばトイレがあって、買い物や食事に行ってもほとんどのお店にトイレがあって、
それをあって当たり前と思って自由に使ってしまっていました。

でも、これって『当たり前』じゃないんですよね。

 

 

以前訪れたアジアのある国では、まだまだ街の環境整備が不十分でショッピングセンターやデパートのトイレでさえも衛生状態が極めて悪く、とてもではないですが日本で生まれ育った私が気軽に使用できるような状態ではありませんでした。
その上、トイレの前にはトイレットペーパーを持った人が立っていて、使いたいならチップをくださいと言うのです。

 

 

また別のアジアの先進国と言われる国であっても、コンビニでトイレを借りることはできません。
駅のトイレを利用するか、観光や食事の際に借りることができる程度です。

 

 

日本であっても都市部では『トイレは貸しておりません。』との張り紙がされていて、
駅のトイレも改札の内側にしかないので仕方なく入場料を支払ってトイレに行ったこともあります。

 

 

だから、どこでも誰でも使えるトイレがあるのは『当たり前』のことではなくて、そこのオーナーさんのご厚意で使わせてもらっているだけなんですよね。

厚意で使わせてもらっているトイレを汚く使って知らん顔って、絶対にしてはいけないことだと思います。

 

 

小学生の時、遠足に行くときに先生に言われた言葉を思い出しました。

『来た時よりも美しく』
借りたトイレも同じ気持ちで使いたいと思います。